《 戦前〜戦後(海外) 》
 ロールフィルムを用いた一眼レフカメラは1934年に発売した「スタンダード・エクサクタ」がロールフィルムを用いた近代的一眼レフカメラの最初である。 このカメラはバヨネットマウントによるレンズ交換式で、フォーカルプレンシャッターを装備しており、フィルムをレバー巻き上げし、裏蓋を開閉できるなど現代的一眼レフカメラの先鞭をつけた。127フィルムを使用し4×6.5cm判で8枚撮影できた。
35mmフィルムを使用した世界最初の一眼レフカメラはソ連・レニングラードのGOMZ(国立光学器械工場、後のロモ)が1935年に発表し1936年に発売した「スポルト」とされているが最後は1941年頃でこの形から発展することはなかった。 1936年、「スポルト」に続いてイハゲーもスタンダード・エクサクタの基本性能をそのままに小型化し、ライカ判を使用するウエストレベルファインダーの一眼レフカメラ「キネ・エクサクタ」を発売した。この「(バヨネットマウントのライカ判)エクサクタ」シリーズは1950年にファインダー交換式としてペンタプリズム式をもラインナップし1960年代末まで連綿と製造販売され、多数の交換レンズ群をも提供し数多くのバリエーション機種を供した。
カメラ名 スポルト・607&650 製造国名 ロシア・ゴメツ
製造年月 1934年〜1941年 フィルムサイズ 24×36mm 135判
シャッター B・1/25-/500 レンズ Industar-10 3.5 / 50


 35mmフィルムを使用した世界最初の一眼レフカメラはソ連・レニングラードのGOMZ(国立光学器械工場、後のロモ)が1935年に発表し1936年に発売した「スポルト」とされている。2枚の金属板を使い、ミラーアップ時に先幕が閉じ、続いて後幕が縦走行するという、縦走り方式のフォーカルプレーンシャッターを搭載、シャッター速度も最高1/500秒から最低1/25秒まで変えることができ、フィルム送りとシャッターチャージは上部の縦方向のダイヤルにより同時に行われる。バヨネット式の交換レンズ機能を有し、フィルム装填は普通の35mmフィルムを専用カートリッジに移し変えて装填、50枚まで連続して撮影できた。生産は1936年〜1941年まで約16000台製造され発展するともなく1941年には製造が終わった。</B></FONT>
カメラ名 キネエキザクタ35
製造国名 ドイツ・イハーゲ
製造年月 1934-36年 フィルムサイズ 24x36mm 135判
シャッター B・12-1/1000i レンズ テッサー50mm F:3.5


 1936年発表、1936年発売 24×36mm判。127フィルムを使用するエクサクタに続き、映画用35mmフィルムを使用するこのカメラが発売された。35mmフィルムを使う一眼レフカメラとして非常に初期の製品の一つである。キネ(ドイツ語: Kine , 「映画」の意)とはライカ判が使用するフィルムが映画用35mm規格だったことに由来する。 日本では「キネエキ」と通称された。当時は非常に高価で、「値段は聞かぬが花」と言われた。ファインダーはウェストレベルファインダー固定。初期型はファインダールーペが丸型で、数が少なく珍重されているが1937年型から角型になった。
カメラ名 プラクチフレックス 製造国名 ドイツ・kw
製造年月 1938年 フィルムサイズ 24×36mm 135判
シャッター B・1/20-/500 レンズ 58mmF2.0 ビオター


 PraktiflexシリーズはKWの初めての35mm一眼レフカメラで1938年に誕生したときはM40(M39?)のスクリュウマウントだったのですが1947年の最終型このPraktiflex FXでM42スクリュウマウントになりました。
カメラ名 アルパフレックス・プリズマフレックス 製造国名 スイス・アルパ
製造年月 1944年・1949年 フィルムサイズ 24×36mm 135判
シャッター B・1-/1000 レンズ 50mmF1.8 - アンジェニュー


 ジャック・ボルスキーが設計したプロトタイプに最も近いのがこの1型。シャッタースピードは1/1000sまである。ウエストレベルファインダー付きの一眼レフ。
アルパプリズマレフレックス3型:世界で3番目のプリズムファインダー付き一眼レフ。横並びレンジファインダーも付いている。プリズムが90度ではなく45度なのが特徴。縦構図はレンジファインダーの視野を使う。1949−1952年。363台。
カメラ名 コンタッスS
製造国名 ドイツ・ツアイスイコン
製造年月 1946年 フィルムサイズ 24×36mm 135判
シャッター B・1-/1000 レンズ テッサー  50mm f2.8


 戦後ツァイス・イコンの設計部長となったウィルヘルム・ヴィンツェンブルク(Wilhelm Winzenburg )が中心となって設計した。コンタックスブランドで初めて市販された一眼レフカメラ。ペンタプリズムを採用した量産一眼レフカメラとして世界初。 レンズマウントにはパウル・ヒルマン(Paul Hillmann )の主張によりM42マウントが採用された。縦走りシャッターでは上側シャッタードラムとペンタプリズムやミラーとの干渉が問題になることから、1943年ジンタックスの開発チームに加わったジークフリート・ベーム(Siegfried Boehm )により横走り布幕シャッターが採用された。
カメラ名 コンタフレックス
製造国名 ドイツ・ツアイスイコン
製造年月 1953年 フィルムサイズ 24×36mm 135判
シャッター B・1-/300 レンズ テッサー45o f 2.8


 レンズは前玉回転式、交換不可、最短撮影距離1.2m。デッケル製のレンズシャッターを採用し、シンクロコンパーMXV。レンズシャッター機では世界初めてのプリズム付きのカメラ。仕上げは優美で精密感があり、それまで一般的だったマット面を廃してフレネルレンズを採用したためファインダーは極めて明るく、スプリットイメージを採用してピントが合わせやすい。
カメラ名 レクタフレックス
製造国名 イタリア・レクタフレックス
製造年月 1946年 フィルムサイズ 24×36mm 135判
シャッター B・1-/1000 レンズ アンジェニュー50mm f2.9


ペンタプリズムを搭載する一眼レフカメラとしてツァイス・イコンのコンタックスSと並んで最初期の製品である。"Recta"とはラテン語またはイタリア語で「正しい」の意。シャッターはフォーカルプレーン式。レンズは独自のレクタフレックスマウントにより交換可能。大きく分けてシャッター最高速1/1000秒の"1000"、シャッター最高速1/1300秒になった"1300"、簡略化されてシャッター最高速1/500秒になった"ジュニア"、リヒテンシュタインにメーカーが移転してからの"レクタフレックス・リヒテンシュタイン"に分類される。
カメラ名 デュ・フレックス35 製造国名 スイス・ルクルト社
製造年月 1948年 フィルムサイズ 24×36mm 135判
シャッター 1/10〜1/250 レンズ テッサー 50mm F2.8


 ハンガリーの株式会社ガンマ精密機械光学製作所 、以下ガンマ社) が1946年から1947年に発売した一眼レフカメラの一種。日本では英語風にデュフレックスという表記が見られる。 ポロミラー式[1]の一眼レフアイレベルファインダーと、ブライトフレームファインダーが併設される。一眼レフファインダーのミラーはクイックリターンで、ボディーを小型軽量化するため後退しつつ跳ね上がる。 後期のモデルでは自動復帰式フィルムカウンターを採用する。
カメラ名 エキザクタ・ヴァレックス 製造国名 ドイツ・イハーゲ社
製造年月 1950年 フィルムサイズ 24×36mm 135判
シャッター 1/25〜1/1000 レンズ Biotar 58mm f2


 世界初の交換式ファインダー35mm一眼レフ。ペンタプリズムファインダーが用意され、フロントプレートのスライド式レバーを操作する事で交換できた。