《 フィルム時代〜(1971-1999) 》
・1971年にLeica M5 ライツ社最後のライカ。TTL露出計内蔵、Canon F-1 キャノンがニコンに対抗して、プロ用に開発したフラグシップ機
・1971年にインスタマチックと入れ替わるように発表されたもので、使用されるフィルムは110フィルムで、カメラとしては110カメラ、ワンテン、ポケットインスタマチックなどと呼ばれる。
・1977年に、コニカ C35AF世界初オートフォーカスカメラのジャスピンコニカ
・1985年にMINORTA α7000 世界初の本格オートフォーカス一眼レフα7000発売
・1986年に、使い捨てカメラの登場正式名はレンズ付きフィルムと言われる手軽なカメラが登場しました。 ポケットフィルムにレンズとシャッターをセットした、全く新しいタイプのフィルムで画期的なものでした。
・1988年に、Fujix DS-1P富士フイルム、メモリーにデジタル記録する最初のデジタルカメラFujix DS-1Pを発売。 ・1995年に、QV10カシオ計算機社製。デジタルカメラ最初のヒット商品。25万画素CCD、1.8型液晶モニター搭載で6万5千円 以後は日本の独壇場となり、日本のデジタルカメラは、世界市場をほぼ独占する。
・1996年に、CONTAX AXMFレンズをバックフォーカシングでAF化するという逆転の発想で生まれた驚異のシステムです。
カメラ名 ライカM5・ライカCL 製造国名 ドイツ・ライツウエツラー
製造年月 1971-72年 フィルムサイズ 204×3.6p 135判
シャッター フォーカルプレーン 1〜1/1000 レンズ ズミクロン 50mm F1.4
ズミクロン 40mm f2.0


・M5はM型ライカとして初めて露出計を内蔵。フィルムを巻き上げると、先端に受光部を備えた腕木がフィルム面直前に飛び出し露出を測り、シャッターを切ると露光直前にこれが引っ込む。また巻き上げレバーの同軸上にシャッターダイヤルを配置。カメラを構えたまま右手の人差し指一本でシャッタースピードの変更ができる。
・M5の派生モデルには、M5と同様の測光方式を採用するとともに各機能の簡略化を図ったCLがある。このカメラはライカが設計したものだが、コストダウンを図るため日本のミノルタが製造。日本国内ではライツミノルタCLの名前で販売された。
カメラ名 コダマチック110 製造国名 アメリカ・コダック
製造年月 1972年 フィルムサイズ 13×117mm 110判
シャッター 電子シャッター 10秒〜1/160 レンズ EXTAR LENS f/2.7 26mm






インスタマチックからさらに小型化を狙いフレームサイズは13×17mmで、実際大多数のカメラがポケットに収まるサイズを実現できた。1970年代に入るとライカ判カメラが普及しており、またミニラボなどによるプリンタの自動化も進み、市販されている長方形の印画紙との整合性から長方形画面を採用したと思われる。 インスタマチックの時と同様コダックの呼びかけに多数のメーカーが参入し、主に気軽な携帯用、スナップ用として1970年代から1980年代にかけて普及した。 コダックは2008年9月4日に原材料の価格上昇ならびに需要の低下を理由に製造終了を発表。富士フイルムは製造体制の維持が困難になったことを理由に110フィルムの製造販売を2009年9月に終了した。
カメラ名 コニカC35EF・AF 製造国名 日本・コニカ
製造年月 1975-77年 フィルムサイズ 2.4×3.6p 135判
シャッター 1/60、1/125、1/250 レンズ ヘキサノン 38mm F2.8


世界初の連動ストロボ内蔵35mmカメラ、愛称「ピッカリコニカ」の「コニカC35EF」が爆発的にヒット、それ以降、カメラはフラッシュ内蔵が常識になりました。  C35EFをベースに、ハネウェルのビジトロニックモジュールを採用して世界初のオートフォーカスカメラとして発売された。ピントがいつでもちょうどぴったり合うコニカC35ということで、愛称は「ジャスピンコニカ」と名付けられた。レンズはヘキサノン38mmF2.8。「コニカC35AF」が“夢のカメラ”として衝撃のデビュー、 「ジャスピンコニカ」の愛称で超ベストセラーを記録しました。
カメラ名 ミノルタX1&α7000 製造国名 日本・ミノルタ
製造年月 1973-85年 フィルムサイズ 2.4×3.6p 
シャッター 電子制御 縦走金属 B,16"〜1/2000" レンズ MINOLTA MD 50mm f1.4
MINOLTA AF ZOOM 35-70mm F4.0


・ニコンF2、キャノンF-1に対抗すべく、ミノルタが投入したXシリーズ最高級機。X-1は来るべきAE戦国時代に覇をとなえんとする気概をしめすためか、それまでのシリーズ名”SR”を捨て、新たなシリーズ名”X”を冠した記念すべき第1号機でしたが、販売的には苦戦したようで、結果として最初にして最後の最高級機となってしまいました。
・ミノルタは、レンズ駆動用のモーターや電源をカメラボディ内に搭載することで交換レンズの外径や価格を同スペックのマニュアルフォーカスレンズと遜色ないものにし、1985年オートフォーカスの速度や精度も一般的ユーザーのマニュアルフォーカスを上回るレベルにしたミノルタα-7000を発売した。このことでミノルタαシリーズは実質的に世界初のオートフォーカス一眼レフシステムカメラとなった。
カメラ名 ニコンF3・キャノンNewF1 製造国名 日本・日本光学・キャノン
製造年月 1980-81年 フィルムサイズ 24×36mm 135判 135判
シャッター フォーカルプレン1〜1/2000 レンズ ニッコール ・キャノン50mm f1.4


・2000年に販売終了となるまで約20年もの間、現役でありつづけたニコン。それがF3である。昨今は朝ドラの影響もあってか1980年代が見直されているけど、まぎれもなくF3こそが80年代を代表する名機ということになろう。デザインはジウジアーロ。F2系カメラのように、メーターはボディ内に内蔵されたため、スマートになっているけど、真鍮に覆われた外装はかなり頑丈で、各部の作り込みもいい。とくにフィルム巻き上げ時のトルクの軽さには感動する。また、シャッターはマグネット吸着面を使用しないロータリーマグネットにより先幕・後幕の制御を制御しており、これにより砂等の侵入で起こるシャッターの動作不良を克服している。AF制御光学系はレンズ等に耐温湿に優れた素材を用いたり、AFモジュールを強固なボックスに納めて、耐衝撃性、耐温湿性をあげている。
・キャノンは「10年間は不変」という約束を守った上に登場したNew F-1。操作系はF-1を踏襲しつつ、露出計用受光素子をCdSからSPC素子に変更、スクリーン交換による測光分布域の変更(スポット、部分、中央重点平均)が可能になるなど、13タイプ32種のスクリーンが用意されました。ファインダーはF-1同様に交換式ファインダーを採用。視野率97パーセント、ファインダー倍率0.8倍の標準ファインダーのほかにAEファインダー、垂直ルーペ式のファインダー、スピードファインダーなども用意され、モータードライブやワインダーといった連写装置など専用アクセサリーを拡充することで、フラッグシップシステムカメラとしてF-1を引き継ぎました。
カメラ名 CONTAXRTSV・キャノンEOS1v・ニコンF6 製造国名 日本・京セラ・キャノン・日本光学
製造年月 1990-2000-2004年 フィルムサイズ 24×36mm 135判 135判
シャッター フォーカルプレン30〜1/8000 レンズ プラナー・キャノン・ニッコール



・コンタックスRTS III(1990年発売) - 秒間5コマ連写のモータードライブを一体化、フィルムを圧板に吸着させ平面性を確保するRTVシステム、プレフラッシュTTLスポット測光、コマ間デート表示など各種の最新技術を導入した新設計でコンタックスRTS/コンタックスRTS IIと機構やサイズなどは大きく異なり、視野率も92%から100%に、外装素材にマグネシウムやチタンを採用し、最高速シャッター速度も1/2000秒から1/8000秒に引き上げられた。 ・キヤノン最新鋭のプロ用35mm、AF・AE一眼レフであり、キヤノンは「プロフェッショナル一眼にはどんな場所でも安定して動作することが必須条件」と考え、カメラボディには厳重な防滴防塵処理が施されている。シャッターボタン、電子ダイヤル、背蓋、その他操作ボタン、ボディ合わせ部分、ボディマウント部等の総計72箇所にシリコンゴムにより防滴、防塵加工がなされている。 また、シャッターはマグネット吸着面を使用しないロータリーマグネットにより先幕・後幕の制御を制御しており、これにより砂等の侵入で起こるシャッターの動作不良を克服している。AF制御光学系はレンズ等に耐温湿に優れた素材を用いたり、AFモジュールを強固なボックスに納めて、耐衝撃性、耐温湿性をあげている。
・ニコンF6は15万回ものレリーズテストに耐える、高精度、高耐久性のシャッターユニット。シャッター羽根には、ケブラー繊維(DuPontTM KEVLARR)を用いた新複合材と、極めて軽い特殊なアルミニウム合金材を採用しています。精度は高速ビデオカメラとコンピュータを用いて厳密に解析されており、1/8000秒という高速シャッタースピードおいても高い信頼性を発揮します。また、シャッターをきるたびにシャッタースピードを自動的にチェックして誤差を補正する、シャッターモニターを内蔵。
カメラ名 コンタックスAX 製造国名 日本・ヤシカ・京セラ
製造年月 1996年 フィルムサイズ 24×36mm 135判
シャッター 電子制御・上下走行式フォーカルプレンシャッター B,30〜1/6000秒 レンズ ニッコール ・キャノン50mm f1.4


・135判フィルムカメラで唯一無二のAF方法を採用しているカメラ、それがこのAXである。その機構は『バックフォーカス式AF』とも呼ばれるもので、簡単に説明すると通常のAFがレンズの光学系を動かしてイメージサークル内のピントを合わせているのに対し、AXは光学系を一切動かさずフィルム面のイメージサークルを動かすことによってピントを合わせる。 4×5以上の中判や大判で使われるフォーカシング方法なのであるがそれを135判フィルムで、しかもオートフォーカスでやってしまったのがCONTAXの凄いところだ。歴史を見ると6×6判のマミヤ6に採用例があるが135判では恐らくAXが最初で最後の採用であろう。だがこの方式を採用した裏側にはヤシカ/京セラの些かのっぴきならない事情がある。