フェド・シリーズ
 ロシア製でライカコピーで有名な機種はフェドとゾルキーとコンタックスのコピー機のキエフであるが、一番歴史の古いのはフェドで、 1934年から1991年迄製造されていて、ゾルキーは1950年にフェドを元に分家したカメラである。
一般にソ連製のカメラは製造番号の上2桁が製造年といわれているがフェドは別であり、フェドI型はライカのII型のコピーから始まり、 製造番号により区分されて、A〜F迄の6種類あり、その後2型から5C型までの機種がある。
カメラ名 FEDIB
製造年月 1935年〜39年 シャッター フォーカルプレン
B,1/20〜1/500
レンズ フェド
50mm F3.5
 ライカII型のコピーで、シャッターダイヤルの下カバーに丸みがあるタイプである。
巻き上げノブ、巻き戻しノブ、シャッターダイヤルのローレットのギザギザが細かい、又ファインダーの対物レンズのカバーの形が違っている。
カメラ名 FED2
製造年月 1955年〜70年 シャッター フォーカルプレン
B,1/25〜1/500
レンズ フェド
52mm F2.8
 今までの2眼式から1眼式ファインダーになりボディ全面に大きくFED−2と書かれているのですぐに分かる。
この型もa〜d迄のバリエションがある。又赤、青、緑、黒の色違いがある。このタイプからストラップを取り付ける金具が付けられた。
カメラ名 FED3
製造年月 1962年〜80年 シャッター フォーカルプレン
B,1〜1/500
レンズ フェド
52mm F2.8
 この型もa型とb型があり、距離計の基線長が短くなり、形がライカのM3を意識したのか丸を帯びた形になっていて、スマートなカメラになった。
シャッタースピードに1〜1/15が追加され、レバー巻き上げとなった。
カメラ名 FED4
製造年月 1964年〜70年 シャッター フォーカルプレン
B,1〜1/250
レンズ フェド
52mm F2.8
 フェド4も2機種あり、a型はフェド3にセレン露出計を組み込んだタイプで露出計は単独式である。
b型はファインダーの窓が四角く大きくなり近代的なファインダーとなりファインダー自信が少し上になった。
巻き上げはレバー式で、ボディも少し大きくなり、露出計は追伸式となった。又ネックストラップのつり金具が無くなった。
カメラ名 FED5
製造年月 1977年〜90年 シャッター フォーカルプレン
B,1〜1/500
レンズ フェド
52mm F2.8
 この型はフェド4型と余り違いが無く、ホットシューが付いたのと、巻き上げレバーの及び巻き戻し部分の形状が黒くなり厚みを増した。
デザイン的にはスマートになった。
カメラ名 FED5B
製造年月 1975年〜90年 シャッター フォーカルプレン
B,1〜1/500
レンズ フェド
52mm F2.8
 フェド5から露出計を外し他ので巻き戻しノブに露出計のダイヤルが無くなった関係で、クランクとなった。
カメラ名 FED5C
製造年月 1977年〜91年 シャッター フォーカルプレン
B,1/25〜1/500
レンズ Dインダスター
50mm F2.8
 フェド5型と外観は全く変わらないが、ファインダーがパララックス補正式のアルバダ式のブライトフレームが付いた。
セレン露出計は読みとり式で、今まで視度調節が付いていたが省かれている。