ツエルト
 ドレスデンの中堅のカメラメーカーでバルダやウエルタと同じような35o判〜69判のカメラを作っていた会社である。ツェルト社は1902年旧東ドイツ・ドレスデンに創業したカメラメーカーである。個性的な35mm版フォールディングカメラ・ドリナシリーズを開発したメーカーとしても知られている。 一連のドリナシリーズの最大の特徴は、ボディ側フォーカシングノブの回転により、蛇腹のタスキを駆動し、レンズボードを前後に動かしてフォーカシングを行なうという機構にある。これは、設計のごく初期の段階から、距離計連動式フォーカシングを目指していたと思われる機構である。
カメラ名 ドルタT&U 製造年月 1950
製造国名 ドイツ 製造メーカー ツエルト
使用フィルム 135 サイズ・枚数 2.4×3.6cm 36枚撮り
シャッター プロンター スピード B,1〜1/250
レンズ名 トリナー 焦点距離 45mm F3.5


 ボディ側フォーカシングノブを持たないモデルである。フォーカシングは距離計無しで前玉回転。U型は1951年レンズはMeyer Trioplan - f2,9/50 シャッターはCludor 1/1-1/200
カメラ名 ドリナ0&T 製造年月 1930年
製造国名 ドイツ 製造メーカー ツエルト
使用フィルム 135 サイズ・枚数 2.4×3.6cm 36枚撮り
シャッター コンパー スピード B,1〜1/300
レンズ名 カッサー 焦点距離 50mm F2.9




このドリナは全玉回転式であるが、Tの場合は、軍艦部中央のフォーカシングノブを回転することで、レンズボードを前後させている。
カメラ名 ドリナU 製造年月 1936年
製造国名 ドイツ 製造メーカー G.A. クラウス
使用フィルム 135 サイズ・枚数 2.4×3.6cm 36枚撮り
シャッター コンパー スピード B,1〜1/300
レンズ名 カッサー 焦点距離 50mm F2.9


ドリナI の軍艦部に連動距離計を載せたモデル。無理矢理、距離計を載せた二階建デザインである。
カメラ名 スーパードリナT 製造年月 1939年
製造国名 ドイツ 製造メーカー G.A. クラウス
使用フィルム 135 サイズ・枚数 2.4×3.6cm 36枚撮り
シャッター コンパー スピード B,1〜1/300
レンズ名 テッサー 焦点距離 50mm F3.5
上部中央にあった焦点調節のノブを右側面に移し、マイクロドライブ方式となった。距離計連動の高性能機である。ドリナ の軍艦部デザインをリニューアルし、モダンな外観となったモデル。
カメラ名 スーパードリナU 製造年月 1951年
製造国名 ドイツ 製造メーカー G.A. クラウス
使用フィルム 135 サイズ・枚数 2.4×3.6cm 36枚撮り
シャッター コンパー スピード B,1〜1/300
レンズ名 テッサー 焦点距離 50mm F3.5


スーパードリナI の軍艦部デザインがよりモダンな外観となったモデル。機構的には、Tとほとんど変わらない。