フォスデルビー・シリーズ
 フォスデルビーは3×4p判のベスト判半裁のフォーカルプレーンシャッターを採用したカメラで、一見するとライカにそっくりで、ベスト判ライカと言われていた。 製造は1930年〜1945年に渡って制作されたカメラで、最初から最後まで、主な性能は殆ど変わらなかったカメラである。 日本でも1935年頃に発売されているが、外国製にしては値段が安かったので、人気があったカメラである。 1947年にはフランスのCALLUS社でアルミボディのDerluxが製造されている、又1948年にはフランスのPontiac社で 蛇腹を固定式にしたLYNXと35ミリフィルムが使えるSuperLYNXが製造された。
カメラ名 フォスデルビー・オリジナル
 オリジナルは1930年〜31年に製造されたカメラで、折り畳み式のニュートンファインダーが特徴である。 フィルムサイズは24×36oであるが撮影枚数はベスト半裁と同じく16枚撮りである。
製造年 1930年〜31年 シャッター フォーカルプレン
B,1/20〜1/500
レンズ フォスアナスチグマット
50mm F3.5
カメラ名 フォスデルビーT型
 オリジナルのファインダーを筒型に変更した物で、ほかの仕様はオリジナルと同一である。 距離表示がメートルとフィートの物が確認されている。
製造年 1931年〜36年 シャッター フォーカルプレン
B,1/25〜1/500
レンズ フォスアナスチグマット
50mm F2.5/3.5
カメラ名 フォスデルビーU型(前期)
 この型から、ファインダーの筒型が少し大きくなり、セルフタイマーが装着された、フィルムサイズは3×4判のベスト半裁判である。 レンズはF2.8と3.5付きがある。左側が3.5付き、距離表示もメートルとフィートがあった。
製造年 1934年〜42年 シャッター フォーカルプレン
B,1〜1/500
レンズ フォスアナスチグマット
50mm F2.5/3.5
カメラ名 フォスデルビー・U型(後期)
 変更点はファインダーが筒型から角形に変更されただけで、他の仕様は前期型と同じ。
製造年 1934年〜42年 シャッター フォーカルプレン
B,1〜1/250
レンズ フォスアナスチグマット
50mm F2.5/3.5
カメラ名 フォスデルビー・ルクソール付き
 ボディはT型とU型とを合わせたよう特徴でフィルムサイズが24×36oで、他の特徴はU型前期と同じである。 レンズがF1.9の明るいレンズが付いており、レンズの出所は不明である、レンジとしてその他にエルマー付きや、テッサー付きでレンズ交換式が あったみたいであるが、現状はカタログの確認のみである。
製造年 1934年〜36年 シャッター フォーカルプレン
B,1〜1/500
レンズ ルクソール
50mm F1.9
カメラ名 フォスデルビーU前期(距離計連動)
 U型の前期に距離計を付けたもので、ボディ手部に距離計が付き従来の型の上下が逆さまになっている。ノブにフランスと刻印されている。 距離調節は下のダイヤルで行うがたすきの伸縮により調節をしているが、強力なスプリングで行っている関係で、行きと帰りで誤差が生ずる。
製造年 1934年〜42年 シャッター フォーカルプレン
B,1〜1/500
レンズ フォスアナスチグマット
50mm F3.5
カメラ名 フォスデルビーU後期(距離計連動)
 ボディはU型の後期型をベースにしているが、アメリカで改造された物で、ボディ上面に距離計を載せレンズの繰り出しに連動している。 従来のファインダーは左上部に移動されている。
製造年 1934年〜42年 シャッター フォーカルプレン
B,1/25〜1/500
レンズ フォスアナスチグマット
50mm F2.5
カメラ名 Derlux
 フランスのCALLUS社で作られた、アルミの磨きだしボディで、デルビーの初期型である。
製造年 1947年〜52年 シャッター フォーカルプレン
B,1/25〜1/500
レンズ Gallir
50mm F3.5
カメラ名 Lynx
 ボディはU型の後期型をベースにしているが、1948年にフランスのPontiac社で製造された物で、アルミの磨き上げボディでスマートになっている、 U型があるがこの型は黒のエナメル塗装てある。
製造年 1942年 シャッター フォーカルプレン
B,1/25〜1/500
レンズ Berthiot
50mm F2.8