カメラ名 ミニチュアスピードグラフック 製造国名 アメリカ・グラフレックス
製造年月 1939年 フィルムサイズ 60×90
シャッター 縦走り布幕フォーカルプレン
(B. T.〜1/1000)
レンズ テッサー105mm f4.5
 1938年に4x5モデルの機能、外観を落とすことなく小型になった2x3専用の「スピグラ」が発売された。ミニアチュア・スピードグラフィックである。  この小型スピグラにはフォーカルプレーンによるフラッシュの同調機構やダブルフォーカシングノブなどの新機能が追加されていた。アオリ機能はベッドダウンも左右のシフトもできなくなっている。  1938年デビューした頃のごく初期のモデルはファインダーが起立式であったが翌年から筒型のものに変更された。この年からすべての「スピグラ」にこの筒型ファインダーが採用されるようになった。レンズボードは2.5x2.5インチのモールド樹脂が使われている。  ミニアチュアスピードグラフィックは一連のスピードグラフィックの中でも最もコンパクトなフォーカルプレーン付きの2x3カメラである。ア木製ボディのかわいらしいカメラである。造りは大変丁寧で、しかも堅牢で美しく、永いスピードグラフィックの歴史の中で、最も仕上げの完成された精密感のあるカメラである。

カメラ名 クラウングラフック 製造国名 アメリカ・グラフレックス
製造年月 1947年 フィルムサイズ 4×5インチ
シャッター グラフレックス・スーパーマチック
B  T  1〜400
レンズ エクター 127mmF4.7
 1947年、新機能を満載したスピードグラフィックと共にクラウングラフィックが登場した。クラウングラフィックは従来の「スピグラ」の定番であるフォーカルプレーン・シャッターを取り除き軽量コンパクトになった機種である。 後に4x5インチカメラの国際規格になる「グラフロック・バック」を初めて付けたのがこのカメラである。グラフロック・バックと呼ばれる4x5の後部機構はピントグラスを着脱することができるようになり、これによってロールホルダーやポラバックが使えるようになった。 発売当初はスピード、クラウンとも4x5インチ以外に2x3、3x4インチ判も販売されていた。

カメラ名 グラフレックスXL 製造国名 アメリカ・グラフレックス
製造年月 1965年 フィルムサイズ 60×70
シャッター グラフレックス・スーパーマチック
B  T  1〜400
レンズ テッサー100mm F3.5
 グラフレックスXLは距離計連動式システムカメラである。組み合わせにより色々なカメラに変更することができる。6x7ロールホルダーを付けて販売されていた。レンズ交換ができるのは大きな魅力だった。交換レンズはプラナーやヘリゴンなど色々ある。  レンジファインダーは二重像合致式で、レンズ鏡胴に付いた小さなカムによって距離計に連動する。ビューファンダーとの一体式(ひとつ目)で、ワイド、標準、望遠のブライトフレームが常時表示されている。  後ろはグラフロックバックなので他のグラフレックスのフィルムホルダーが使用できる。
1973年 - シンガー財閥に譲渡され、シンガー・グラフレックス社となる。1976年 - シンガー・グラフレックス社は、カメラの製造権・最終モデルスーパーグラフィックの知的財産権を酒井特殊カメラ製作所に委譲。 又カンボ社はシンガー・グラフレックスから購入した「グラフレックスXL」の権利に基づき独自の改良を施したプレスカメラとしてカンボXLを発売した。